2016年 11月 24日
ヨガとエキストラレッスン |
自分用にお手玉を作った。
シュタイナーは教育はすべて「治癒」なんだと言っているけれど、シュタイナー学校では特に必要な子供にエキストラレッスン(治癒教育、療育)という科目がある。ムーヴメントがいわゆる学習障害を改善するのに効果があるのだ。
最近、エキストラレッスンの先生のブログをみつけて
読んでいるのだけど、示唆に富んでいておもしろい。
読んでいるのだけど、示唆に富んでいておもしろい。
子供の時のある時期にやっておかなくちゃいけない運き(運動、手遊び、ゲーム)というのがあって、充分やっていないと、その先の頭脳を使った学習が困難になるというのだ。
そのひとつに、原始反射という赤ちゃんの時にやっておかなきゃいけない動きがあるのだけど、大人になってもそういうのが残っている人がいるそう。あっと思ったのは私もそういうのあった、ということ。モロー反射というので、美容院で髪を切ってもらう時、後ろから触られる度にびくっとしてしまう癖があって、恥ずかしくて嫌だったのだけど、それだったんだなー。
ヨガを教えはじめてから、ヨガのポーズをとるのが難しい人がいるのに気づいて、まずストレッチたくさんをやっていたのだけど、それだとヨガクラスじゃないよなーとちょっと悩んでいた。
エキストラレッスンの動きを見るとヨガのポーズに似た動きがけっこうある。やっぱりポーズには意味や知恵が詰まっているんじゃないかと思いはじめた。
彼女が言っている事のひとつは、難しかったら一段階前に戻る、ということ。
それを読んだらそうかーとすっきりした。ヨガのポーズが難しいなら、その前の段階の動きをみつけて(ストレッチも含めて)、ポーズにつなげていけばいいんだな。
実は私も、エキストラレッスンで必要かもと思うのを、最近毎日やっている。ひとつはお手玉を自分の後ろでキャッチボールするというもの。これは後ろの空間感覚を開拓するのに役立つ。ヨガの動きの中に背中や肩甲骨を動かすのがあるのだけど、これをやると背中が柔らかくなる気がする。
あとアヒル歩き。足首(関節)の固さは頭の固さに通じるのだって。(私頑固者)しゃがんでかかとを地面につけながら歩くだけなんだけど、すごくむずかしい!そして私の場合足首というより股関節が疲れる。ヨガで股関節を柔らかくするのってすごく大事なんだけど、これ効果大な気がする!(ヨガレッスンで「さあみんなアヒルになってー」とか言ったらおもしろいだろーなー。笑)
出来るようになってもとりあえず2ヶ月続けてやると、なにかが(なに?!)変化するらしい!11月に始めたから12月の終わりまで。どんなことが起きるのかたのしみ。
ムーヴメントが身体だけじゃなくて(身体もだけど)頭やら心やらを治癒するシステムをもっと知りたいなああ。
by helebore
| 2016-11-24 02:22
| YOGA
|
Comments(2)
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pot-eri at 2016-11-24 17:07
heleboreさんみたいなヨガの先生だったらいいなあ。カラダ、ココロ、頭、全てつながっているという視点、研究つづけてね。今はレッスンで試せるからいいね。
アヒル歩きやって見てー youtubeに載せてー!
アヒル歩きやって見てー youtubeに載せてー!
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helebore at 2016-11-24 19:12
ふふふ、自分でやっていても可笑しいからクラスではできないだろうなあ。みんな真剣に「zen」を求めに来てるから。。其処を崩してうまくユーモアでゆるめてあげれればいいんだろうなー。でもそこまでの懐の深さはまだちょっと自分にはない。。。(先生頭おかしくなった?とか思われそう、、、)
そっか、ひとりでやってるのをyoutubeにのせて「みなさんもやってみてくださいねー」とか言えばいいかもね。載せたら知らせるね!
そっか、ひとりでやってるのをyoutubeにのせて「みなさんもやってみてくださいねー」とか言えばいいかもね。載せたら知らせるね!