2016年 10月 07日
ヨガの生徒はわたしの先生 |
私がもっと上手になるために「自分の先生がほしい」と言った時、私のヨガの先生は「教えるのに集中しなさい、生徒から様々な事を学べるはずだから」と言った。
コルマールに来て教えはじめて、色々わかってきた事がある。ひとつはヨガ以前に身体が動かないの人の多い事。
自分が始めた年齢が遅くて、私の先生は、いきなりヨガのポーズをやらせて自分で正しい所をみつけなさいというようなひとだったので、私はやっているうちに出来るようになったけど、大多数の人は、始めてのクラスで「あ、自分はポーズが出来ない、ヨガは向いていないんだ」と思って来なくなる人が多い。
20代の子はそんなやり方でもついて来れるけど、30代、40代以上になったら難しいよう。
本来ヨガはだれにでもアクセスできるもの。
だからまずはリラックスして、いっぱいいっぱいストレッチして、身体を整えてから、ポーズを2個くらいためしにやってみる。。。くらいの内容ですこしづつ始めている。身体が動くようになると、どんどん楽しくなるんだけどね。
もうひとつは男の人たち。ポーズをとれない事ですごい傷つくみたい。クラスにいる他の人たちと比べてしまうらしい。だんなに言ったら「プライドがあるんだよ」と言っていた。ふうむ。ヨガは心の修行だから、他人と比較せず、淡々と自分の道を歩いていくものなのだけど、男の人ってけっこう見た目(?)が大事な人たちなんだね、、、というか比較でものを見ちゃうのね。。。
あとは目的が、、、とにかくリラックスとか、カウンセリングぽい。ヨガしに来たいと言って、ほとんどおしゃべりで終っちゃう人も、実はいる。。。笑。だんなの友人で、カウンセリングの代金とヨガの料金を比べて、ヨガの方が安いからそっちを選んだなんて話を聞いた。ヨガの先生がカウンセラーみたいによく話を聞いてくれるからなんだって、、、。笑
教えるのって、自分が上手に出来るだけじゃだめなんだってことに、じわじわ気づいてきたこのごろなのだった。。。
by helebore
| 2016-10-07 22:40
| YOGA
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